CiNii Articles と Books を切り替えた際の検索キー引き継ぎ等について

9月28日から、以下の新機能の追加等を行いました。

CiNii Articles と CiNii Books 共通の新機能

  • CiNii Articles と Books を切り替えた際、検索キーを引き継ぐようになりました
    画面左上や検索ボックスの右上にある「日本の論文をさがす」「大学図書館の本をさがす」で検索対象を切り替える場合に、検索条件があれば引き継いで検索します。
    対象は以下のフィールドです。
    検索 フィールド名 備考
    Articles Books  
    論文検索と
    図書・雑誌検索
    フリーワード フリーワード  
    論文名 タイトル  
    著者名 著者名  
    ISSN ISSN  
    出版者 出版者  
    刊行物名 (タイトル) ※AriticlesからBooksへのみ
    著者検索 著者名 著者名  
  • 著者詳細ページにMicrosoft Academic Searchへのリンクを追加
    著者詳細ページの右側にある「この著者を外部サイトで検索」に「Microsoft Academic Search」への検索リンクを追加しました。
    検索には英語名を優先して使用し、英語名が無い場合は日本語名を使います。

CiNii Articlesの改修
以下の修正等を行いました。

  • 著者詳細ページから研究者リゾルバーへのリンク変更
    これまで、「この著者を外部サイトで検索」の研究者リゾルバーへのリンクはすべて検索リンクでしたが、IDの統合が完了している一部の著者(IDが1で始まるもの)についてはダイレクトリンクに変更しました。
    IDの統合には、KAKEN - 科学研究費助成事業データベースのデータを利用しています。

  • 文献管理ツールへの出力内容を修正
    以下の点を修正しました。
    • RefWorks、EndNote、Refer/BibIX形式、RIS形式、BibTeX形式において、著者の姓名の間を「, 」(カンマスペース)で区切るようにしました。これにより、姓名の区別が明確になります。
    • BibTeX形式において、yearフィールドに刊行年月日が入っていましたが、4桁の刊行年のみを出力するように修正しました。
  • CiNii PDFへの直接アクセスをリダイレクト
    これまで、CiNii PDFのURLへは直接アクセスすることができず、アクセスした場合にはエラーメッセージが表示されていましたが、論文詳細ページに自動的に転送(リダイレクト)するように変更しました。
    一部の論文詳細ページの無いPDF(目次や索引、お知らせなどの論文以外のPDF)については、収録刊行物ディレクトリの目次ページにリダイレクトします。

CiNii Booksの修正
以下の細かい修正を行いました。

  • 著者詳細画面で、別名が一部欠落していたのを修正
    著者の別名が一部(統一標目形の形を決定する際に適用しなかった目録規則に基づく標目の形)表示されていない不具合がありました。表示するように修正しました。

  • 日本語と英語を切り替える際の動きの修正
    初回アクセス時のみ、切り替えが反映されない不具合を修正しました。

  • 1ページ当たりの表示件数と表示順を原則としてURLに出力するように変更
    これまで一部を除いてURLに出力されていませんでしたが、原則として出力するよう変更しました。
    これにより、検索結果を他の人と共有しやすくなります。

※ 上記の機能変更についてはヘルプにはまだ反映されていませんので、しばらくお待ち下さい。