検索画面について
NII-REO(HSS)の各ページからは、収録コレクション全体をキーワードで横断検索する「A. 総合検索」と、コレクションごとに検索条件を細かく設定できる 「B. コレクション別検索」が行えます。
A. 総合検索を用いて文書を探す
総合検索では、フリーワード入力による「A-1. 簡易検索」と、簡易検索の機能を拡張できる「A-2. 検索オプション」が利用できます。
A-1. 簡易検索の使い方
簡易検索とは、フリーワード入力欄に入力した検索語が、収録されている文書の本文情報、書誌情報 のどこか(オプションにて範囲選択可能)に合致するレコードが検索されます。
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フリーワード入力欄
- 空白文字(半角・全角空白)区切りで複数のフリーワードを入力できます。この場合はAND検索となります。
論理演算については、「D. 複雑な検索方法について」を参照してください。 - 数字をフリーワードとする場合は全角・半角文字のどちらでもかまいません。
検索例
「employment」「children」を含む文書を検索する場合
下記のように入力し、検索ボタンを押します。 - 空白文字(半角・全角空白)区切りで複数のフリーワードを入力できます。この場合はAND検索となります。
A-2. 検索オプションの使い方
簡易検索では検索オプションを用いて、検索対象範囲(全体、本文、書誌情報)の指定や、検索対象コレクションの選択などが行えます。
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検索対象範囲の指定
下記のように検索対象範囲を指定できます。
- 「全体」・・・・・本文、及び書誌情報を合わせた文書情報全体を対象に検索します。
- 「本文」・・・・・文書本文のテキストデータのみを対象に検索します。
- 「書誌情報」・・・文書の書誌情報(タイトル、主題、著者名、会期など)のみを対象に検索します。
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検索対象コレクションの選択
下記のように検索対象コレクションを選択できます。
- 現在NII-REO(HSS)にて取り扱っているコレクション一覧
- 「19c & 20c HCPP」・・・19th & 20th Century House of Commons Parliamentary Papers - 19/20世紀英国下院議会文書データベース
- 「18c HCPP」・・・18th Century House of Commons Parliamentary Papers - 18世紀英国下院議会文書データベース
- 「MOMW」・・・Making of the Modern World:1450-1850 - 社会科学系学術図書データベース
- 「MOMWII」・・・Making of the Modern World, PartII:1851-1914 - 社会科学系学術図書データベース
- 「MOMWIII」・・・Making of the Modern World, PartIII:1890-1945 - 社会科学系学術図書データベース
- 「ECCO」・・・Eighteenth Century Collections Online - 18世紀英国・英語圏刊行物データベース
- 「EEBO」・・・Early English Books Online - 初期英語書籍集成データベース
- 「Evans」・・・America's Historical Imprints Series I : Evans, 1639-1800 - 初期アメリカ刊行物資料集成 Ⅰ:エヴァンス
- 現在NII-REO(HSS)にて取り扱っているコレクション一覧
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曖昧語/類義語検索の利用
下記のように曖昧語/類義語検索の有効、無効を選択します。
- 「曖昧検索」とは
- 検索語の数文字程度の違いを許容して検索できます。異なる文字数のレベルを「なし」「Low」「Middle」「High」から選ぶことができます。
- 「類義語検索」とは
- 同一の意味合いの単語やスペルの変遷した単語にも含めて検索できます。
- 「曖昧検索」とは
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検索結果ソート順の指定、及び表示件数の指定
下記のように検索結果の並び順、及び表示件数を指定します。
- 選択できる並び順は、年代(昇順)、年代(降順)、アルファベット順、一致率、コレクションごと、となります。
- 検索結果件数が指定した表示件数を超える場合は、以下の様にページングされて表示されます。
コレクション別検索では、コレクションごとに、検索語をどの項目に対して指定するのか、複数の検索条件の関係(論理演算)、 文書の種類、刊行年などを細かく指定して、絞り込んだ検索をする「B-1. 詳細検索」と、主題や会期の一覧から検索する 「B-2. ディレクトリ検索」が利用できます。詳細検索については、「詳細検索」をクリックすることで、表示/非表示が切り替わります。 項目間はAND検索になります。
B-1. 詳細検索の使い方
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検索例
文書のどこかに「employment」または「children」を含み、タイトルに「information」、刊行年が「1850年~1860年」の範囲の文書を検索する場合。
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フリーワード/タイトル/主題/委員長・提出者/会期/文書タイプ/資料番号/刊行年/図表有無 等からの検索
検索対象
- フリーワード/タイトル/主題/委員長・提出者/会期/文書タイプ/資料番号/刊行年/図表有無など、検索したい項目を選択します。
- 文書タイプを指定すると、特定の種類の文書のみを対象にレコードを検索することができます。
- 「資料番号」「刊行年」には数字のみ指定することができます。
検索対象をリスト/階層から選択する
- 「リストから選ぶ」のリンクがあるものについては各項目の一覧から任意のものを選択してカラムに挿入することができます。
- 「階層から選ぶ」のリンクがあるものについてはリストに加え、階層一覧から任意のものを選択してカラムに挿入することができます。
- リスト/階層から選択したい項目の、「リスト/階層から選ぶ」をクリックします。
- 挿入したい項目のチェックボックスにチェックを入れ「選択」をクリックします。
- 上部のカラムにキーワードを入力し、「探す」をクリックすることで、一覧の中からキーワード検索を行うことができます。
- 選択した項目がカラムに挿入されます。
- 階層から選択する場合も手順は同様となります。
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刊行年の範囲指定
- 刊行年の範囲を指定して検索を行う場合、範囲の開始年と終了年の欄に、それぞれ数字で入力してください。
D. 複雑な検索方法について
- 空白文字を含む文字列で検索(フレーズ検索)したい場合は「"(ダブルクォーテーション)」で文字列を括ります。
ただし、この検索は、英数字記号列にしかできません。検索したいフレーズ中に「"」を含む場合は「""」となります。
例1: "human interest" → 「special human interest」、「human interest article」はヒットするが、「human in interest」、「human or interest」は ヒットしない。
例2: 「human and "social".」で検索する場合は「"human and ""social""."」と入力する。 - 前方一致検索で検索したい場合は「*(アスタリスク)」を文字列末尾につけます。 例: work* → 「worker」、「working」はヒットするが、「homework」はヒットしない。
- 後方一致検索で検索したい場合は「*(アスタリスク)」を文字列頭につけます。 例: *work → 「homework」はヒットするが、「worker」、「working」はヒットしない。
- 部分一致検索で検索したい場合は「*(アスタリスク)」で文字列を括ります。 例: *work* → 「worker」、「working」、「homework」、「homeworker」全てヒットする。
- 論理演算検索
- 下記のように論理演算検索(AND、OR、NOT)を行うことができます。
- AND検索・・・・複数入力したすべてのキーワードを含むレコードを検索する。空白文字(半角・全角空白)、または、「△&△」(△は空白文字、以下同様)で 区切り、指定する。例:「Information Digital」、「Information & Digital」→「Information」「Digital」の両方を含むレコードを検索する。
- OR検索・・・・複数入力したすべてのキーワードのいずれかを含むレコードを検索する。「△OR△」(ORは全角/半角・大文字)、または、「△|△」で区切り、指定 する。
例:「Information OR Digital」、「Information | Digital」→「Information」「Digital」のいずれかを含むレコードを検索する。 - NOT検索・・・・複数入力したキーワードで、直後のキーワードを含まないレコードを検索する。「△NOT△」(NOTは全角/半角・大文字)で区切る。または、検索語 の直前に、「△-」(半角ハイフン)を付加する。
例: 「Information NOT Digital」、「Information -Digital」→「Information」を含むが、「Digital」を含まないレコードを検索する - 丸括弧()を使った論理演算の優先度・・・・丸括弧()を使って、論理演算の優先度を指定できる。
例1: 「Dog NOT (Cat & Rabbit)」→「Dog」を含むが、(「Cat」と「Rabbit」の両方を含むレコード)を含まないレコードを検索する。「Dog Cat」、「Dog Rabbit」はヒットするが、「Dog Cat Rabbit」はヒットしない。
例2: 「(Dog NOT Cat) & Rabbit」→(「Dog」を含むが「Cat」を含まないレコード)で、かつ、「Rabbit」を含むレコードを含むレコードを検索する。「Dog Rabbit」はヒットするが、「Dog Cat」、「Cat Rabbit」はヒットしない。
- 下記のように論理演算検索(AND、OR、NOT)を行うことができます。