クエリ仕様
CiNii Books著者検索のOpenSearchクエリは以下の形式です。
https://ci.nii.ac.jp/books/opensearch/author?(パラメータ=値)& (パラメータ=値)&…&(パラメータ=値)です。
クエリを構成する各パラメータは以下のとおりです。これ以外のパラメータの記述は無視します。
No. | 項目名 | パラメータ名 | 論理式の記述可否 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 著者名 | name | 可(AND) | 部分一致テキスト検索、または著者IDの完全一致。必須です。 | |
2 | 出力フォーマット | format | 不可 | atom:ATOM形式(デフォルト)、rss: RSS形式、json: JSON-LD形式、html:HTML形式 | |
3 | ソート順 | sortorder | 不可 | 1:検索スコア順(デフォルト)、2:名前昇順、3:名前降順、4:収録書誌数昇順、5:収録書誌数降順 | |
4 | ページ番号 | p | 不可 | 最初のページを1とします。 | |
5 | 1ページあたりの結果数 | count | 不可 | デフォルト20 | |
6 | アプリケーションID | appid | 不可 | 必須です。 |
- 論理式の記述が可能な項目においては、大文字のAND,OR,NOT演算子及び括弧 (,) を使って条件を組み立てられます。
- AND,OR,NOTとワードの間には空白が必要です。演算子を指定せずに列挙した場合はデフォルトの演算子(表中で括弧書きされた演算子)が使用されます。
レスポンス仕様
クエリでレスポンスのフォーマットを、RSS, Atom, JSON-LD, HTMLから選択できます。
レスポンスの際のhttpヘッダに「Access-Control-Allow-Origin: *」を指定していますので、クロスドメイン間での非同期通信をご利用いただけます。
RSS1.0 レスポンスフォーマット仕様
No. | タグ名 | 必須 | 内容 | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1階層 | 第2階層 | 第3階層 | 第4階層 | 第5階層 | 属性 | ||||
1 | xml | 必須 | XML文書であることを宣言 | <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> | |||||
2 | rdf:RDF | 必須 | 文書のルート要素 | xml:lang属性には返却する言語を記述する。xml:lang以外の属性は以下の文字列を記述する。 | |||||
<rdf:RDF | |||||||||
xmlns | xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" | ||||||||
xmlns:rdf | xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" | ||||||||
xmlns:rdfs | xmlns:rdfs="http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#" | ||||||||
xmlns:dc | xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" | ||||||||
xmlns:opensearch | xmlns:opensearch="http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/" | ||||||||
xml:lang | xml:lang=”ja”> | ||||||||
3 | channel | rdf:about | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。「&」で連結する。パラメータからappidは取り除かれる | ||||
4 | title | 必須 | タイトル | 「CiNii Books Author -」にクエリを連結したもの 例: <title>CiNii Books Author - 大向</title> |
|||||
5 | description | 必須 | タイトル | titleと同じ内容 | |||||
6 | link | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。「&」で連結する。パラメータからappidは取り除かれる | |||||
7 | dc:date | 必須 | 検索が行われた日時 | W3CDTF表記 | |||||
8 | opensearch:totalResults | 必須 | 検索結果総数 | ||||||
9 | opensearch:startIndex | 必須 | 開始番号 | 検索結果のうち、何件目のデータから記述しているかを表示する | |||||
10 | opensearch:itemsPerPage | 必須 | 件数 | レスポンスに何件の検索結果が含まれているかを表示する | |||||
11 | items | 必須 | |||||||
12 | rdf:Seq | 必須 | |||||||
13 | rdf:li | rdf:resource | 必須 | 著者詳細ページのURI | レスポンスに含まれる著者ページへのパーマリンクを列挙。最大でopensearch:itemsPerPageの数まで繰り返す | ||||
14 | item | rdf:about | 必須 | 著者情報 | 最大でopensearch:itemsPerPageの数まで繰り返す。rdf:aboutにはパーマリンクを記述。 <item rdf:about="http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678"> |
||||
15 | title | 必須 | 著者名 | ||||||
16 | link | 必須 | 著者詳細ページのURI | 著者詳細ページのパーマリンクを表示 <link>http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678</link> |
|||||
17 | rdfs:seeAlso | rdf:resource | 必須 | 著者RDFのURI | 著者RDFのURIを表示(ただしappidのパラメータは除く) <rdfs:seeAlso rdf:resource="http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678.rdf" /> |
||||
18 | description | 著者名よみ | |||||||
19 | dc:date | 必須 | 更新日時 | 検索を実行した日時 |
Atom1.0 レスポンスフォーマット仕様
No. | タグ名 | 必須 | 内容 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1階層 | 第2階層 | 第3階層 | 第4階層 | 属性 | ||||
1 | xml | 必須 | XML文書であることを宣言 | <?xml version="1.0"encoding="UTF-8" ?> | ||||
2 | feed | 必須 | 文書のルート要素 | xml:lang属性には返却する言語を記述する。xml:lang以外の属性は以下の文字列を記述する。 | ||||
<feed | ||||||||
xmlns | xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" | |||||||
xmlns:opensearch | xmlns:opensearch="http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/" | |||||||
xml:lang | xml:lang=”ja”> | |||||||
3 | title | 必須 | フィードのタイトル | 「CiNii Books Author - 」 に検索語を連結したもの。 例: <title>CiNii Books Author - 大向</title>< |
||||
4 | link | href | 必須 | 検索ページのURL | 同等内容の検索をHTMLで行う場合のURL | |||
5 | link | rel | 必須 | 参照先の文書との関係 | 固定値(self) | |||
6 | type | 必須 | 参照先の文書のMIMEタイプ | 固定値(application/atom+xml) | ||||
7 | href | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。「&」で連結する。パラメータからappidは取り除かれる | ||||
8 | id | 必須 | リクエストされたURI | link要素と同じ | ||||
9 | updated | 必須 | 検索が行われた日時 | W3CDTF表記 | ||||
10 | opensearch:totalResults | 必須 | 検索結果総数 | |||||
11 | opensearch:startIndex | 必須 | 開始番号 | 検索結果のうち、何件目のデータから記述しているかを表示する | ||||
12 | opensearch:itemsPerPage | 必須 | 件数 | レスポンスに何件の検索結果が含まれているかを表示する | ||||
13 | entry | 検索結果の著者情報を格納するコンテナ | 最大でopensearch:itemsPerPageの数まで繰り返す。 | |||||
14 | title | 必須 | 著者名 | |||||
15 | link | href | 必須 | 著者詳細ページのURI | 著者詳細ページのパーマリンクを表示 <link href="http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678"/> |
|||
16 | link | rel | 必須 | 参照先の文書との関係 | 固定値(alternate) | |||
17 | type | 必須 | 参照先の文書のMIMEタイプ | 固定値(application/rdf+xml) | ||||
18 | href | 必須 | 著者RDFのURI | 著者RDFのURIを表示(ただしappidのパラメータは除く) href="http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678.rdf" |
||||
19 | id | 必須 | 著者詳細ページのURI | 著者詳細ページのパーマリンクを表示 <id>http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678</id> |
||||
20 | content | 著者名よみ | 例: <content type="text">オオムカイ, イッキ</content> |
|||||
21 | type | 固定値(text) | ||||||
22 | updated | 必須 | 更新日時 | 検索を実行した日時 |
JSON-LD レスポンスフォーマット仕様
No. | タグ名 | 型 | 必須 | 内容 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1階層 | 第2階層 | 第3階層 | 第4階層 | 第5階層 | |||||
1 | @context | オブジェクト | 必須 | 文書のルート要素 | "@context": { "dc": "http://purl.org/dc/elements/1.1/", "rdf": "http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#", "opensearch": "http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/", "rdfs": "http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#", "@vocab": "http://purl.org/rss/1.0/" }, |
||||
2 | @vocab | 必須 | http://purl.org/rss/1.0/ | ||||||
3 | dc | 必須 | http://purl.org/dc/elements/1.1/ | ||||||
4 | rdf | 必須 | http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns# | ||||||
5 | opensearch | 必須 | http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/ | ||||||
6 | rdfs | 必須 | http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema# | ||||||
7 | @id | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。パラメータからappidは取り除かれる | |||||
8 | @graph | 配列 | 必須 | 配列の要素数は1 | |||||
9 | @id | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。パラメータからappidは取り除かれる | |||||
10 | @type | 必須 | 固定:"channel" | ||||||
11 | title | 必須 | タイトル | 「CiNii Books Author -」にクエリを連結したもの。 例: "title":"CiNii Books Author - 大向", |
|||||
12 | description | 必須 | タイトル | titleと同じ内容 | |||||
13 | link | オブジェクト | 必須 | ||||||
14 | @id | 必須 | リクエストされたURI | この検索リクエストのURI。クエリをURLエンコードし、「変数名=値」形式で出力。パラメータからappidは取り除かれる | |||||
15 | dc:date | 必須 | 検索が行われた日時 | W3CDTF表記 | |||||
16 | opensearch:totalResults | 必須 | 検索結果総数 | ||||||
17 | opensearch:startIndex | 必須 | 開始番号 | 検索結果のうち、何件目のデータから記述しているかを表示する | |||||
18 | opensearch:itemsPerPage | 必須 | 件数 | レスポンスに何件の検索結果が含まれているかを表示する | |||||
19 | items | 配列 | |||||||
20 | @id | 必須 | 著者詳細ページのURI | 著者詳細ページのパーマリンクを表示 | |||||
21 | @type | 必須 | 固定:"item" | ||||||
22 | title | 必須 | 著者名 | ||||||
23 | link | オブジェクト | 必須 | ||||||
24 | @id | 必須 | 著者詳細ページのURI | 著者詳細ページのパーマリンクを表示 "link": {"@id":"http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678"}, |
|||||
25 | rdfs:seeAlso | オブジェクト | 必須 | ||||||
26 | @id | 必須 | 著者JSON-LDのURI | 著者JSON-LDのURIを表示(ただしappidのパラメータは除く) "rdfs:seeAlso":{"@id":"http://ci.nii.ac.jp/author/XX12345678.json"}, |
|||||
27 | description | 著者名よみ | |||||||
28 | dc:date | 必須 | 更新日時 | 検索を実行した日時 |
改訂履歴
2013年4月以降の改訂履歴をご確認いただけます。
2015年3月13日
JSON-LD レスポンスフォーマットを一部変更しました。詳細は以下のとおりです。
- "items"タグをオブジェクトから配列に変更しました。
- "rdf:Seq"と"rdf:li" タグを採用しない形式に変更しました。
- JSON-LDによるCiNii ウェブAPIをベータ版としていましたが、上記の変更をもって正式版としました。
2013年10月11日
- クエリ仕様の出力フォーマット(format)にJSON-LD形式(json)を追加しました。
- レスポンスフォーマット仕様にJSON-LD(ベータ版)を追加しました。
- クロスドメイン間の非同期通信に対応しました。