検索画面について
CiNii Dissertationsの各ページからは、博士論文情報全体をキーワードで検索する「簡易検索」と、検索条件を細かく設定できる「詳細検索」が行えます。
A タイトル・著者名・学位授与大学名などから博士論文を探す
A-1. 簡易検索の使い方
簡易検索とは、フリーワード入力欄に入力した文字列が、登録されている博士論文の様々な情報(タイトル、抄録・目次・注記、著者名、学位授与大学名、大学ID、学位授与番号、取得学位名、学位授与年)のどこかに合致した博士論文を探し出します。
フリーワード入力欄
- 空白文字(半角・全角空白)区切りで複数のフリーワードを入力できます。この場合はAND検索となります。
論理演算については、「A-3.複雑な検索方法について 」を参照してください。 - 数字をフリーワードとする場合は全角・半角文字のどちらでもかまいません。
検索例
- 「情報流通」「パーソナルネットワーク」「大向一輝」を含む博士論文を検索する場合 下記のように入力し、検索ボタンを押します。
検索対象指定
- 下記のように検索対象を指定できます。
- 「すべて」・・・・・全ての博士論文を対象に検索
- 「本文あり」・・・・デジタル化された本文がある博士論文を対象に検索 インターネット公開/図書館送信限定/国立国会図書館館内限定のものがあります。
A-2. 詳細検索の使い方
検索語をどの項目に対して指定するのか、複数の検索条件の関係(論理演算)、授与された時期などを細かく指定して、絞り込んだ検索をすることができます。「詳細検索」をクリックすることで、表示、「閉じる」をクリックすることで非表示となります。項目間はAND検索になります。
検索例
- 博士論文情報のどこかに「情報流通」、タイトルに「パーソナルネットワーク」または「personal network」を含む博士論文を検索する場合
フリーワード/タイトル/抄録・目次・注記/著者名/学位授与大学名/大学ID/学位授与番号/取得学位名/学位授与年からの検索
検索ボックス | 指定方法 | 項目内に複数指定した場合 | 注意事項 |
---|---|---|---|
フリーワード | AND | ||
タイトル | タイトル[日・英]を対象に検索します。 | AND | |
抄録・目次・注記 | 抄録・目次・注記を対象に検索します。 | AND | |
著者名 | 著者名[日・英]を対象に検索します。 | AND | |
学位授与大学名 | 学位授与大学名を対象に検索します。 | AND | |
大学ID | 大学IDを完全一致で検索します。 | OR |
コード表は下記のファイルを参照してください。 |
学位授与番号 | 学位授与番号を対象に検索します。 | AND | |
取得学位名 | 取得学位名を対象に検索します。 | AND | |
学位授与年 | 西暦で入力します。どちらか片方だけの指定も可能です。 | - | 学位授与年不明のものは検索対象から除外されます。 |
特に指定のないフィールドは部分一致検索です。
同一項目に空白区切りで複数のキーワードを入力した場合の項目内のキーワード同士の関係は「項目内に複数指定した場合」にある演算子となります。
A-3. 複雑な検索方法について
- 空白文字を含む文字列で検索(フレーズ検索)したい場合は「"(ダブルクォーテーション)」で文字列を括ります。 ただし、この検索は、アルファベット、数字などの1バイト文字にしかできません。
例: "liquid crystal" → 「nematic liquid crystal」、「liquid crystal polymer」はヒットするが、「crystal in liquid」、「liquid or crystal」はヒットしない。 - 前方一致検索で検索したい場合は「*(アスタリスク)」を文字列末尾につけます。ただし、この検索は、アルファベット、数字などの1バイト文字にしかできません。
例: work* → 「worker」、「working」はヒットするが、「homework」はヒットしない。 - 論理演算検索
- 下記のように論理演算検索(AND、OR、NOT)を行うことができます。演算子は全角文字も使用できます。
- AND検索・・・・複数入力したすべてのキーワードを含むレコードを検索する。空白文字(半角・全角空白)(コード類やID類のフィールドを除く)、「△AND△」(△は空白文字、以下同様)、または「△&△」で区切り、指定する。
例:「情報処理 ディジタル」、「情報処理 AND ディジタル」、「情報処理 & ディジタル」→「情報処理」「ディジタル」の両方を含むレコードを検索する。 - OR検索・・・・複数入力したすべてのキーワードのいずれかを含むレコードを検索する。「△OR△」(ORは大文字)、または「△|△」で区切り、指定する。
例:「情報処理 OR ディジタル」、「情報処理 | ディジタル」→「情報処理」「ディジタル」のいずれかを含むレコードを検索する。 - NOT検索・・・・複数入力したキーワードで、直後のキーワードを含まないレコードを検索する。「△NOT△」(大文字)で区切る。または、検索語の直前に、「△-」(半角ハイフン)を付加する
例: 「情報処理 NOT ディジタル」、「情報処理 -ディジタル」→「情報処理」を含むが、「ディジタル」を含まないレコードを検索する。 - 丸括弧()を使った論理演算の優先度・・・・丸括弧()を使って、論理演算の優先度を指定できる。
例1: 「安達 NOT (武田 AND 相澤)」→「安達」を含むが、「武田」と「相澤」の両方を含むレコードを含まないレコードを検索する。「安達 武田」、「安達 相澤」はヒットするが、「安達 武田 相澤」はヒットしない。
例2: 「(安達 NOT 武田) AND 相澤」→「安達」を含むが「武田」を含まないレコードで、かつ、「相澤」を含むレコードを含むレコードを検索する。「安達 相澤」はヒットするが、「安達 武田」、「武田 相澤」はヒットしない。
- 学位授与年の範囲指定
- 学位授与年の範囲を指定して検索を行う場合、範囲の開始年と終了年の欄に、それぞれ数字で入力してください。
A-4. 検索語のクリアについて
検索語のクリアボタンはありません。画面左上のCiNiiバナーをクリックすると、検索語をクリアしたトップ画面に戻ります。